NEWS
2024.11.12
カテゴリ: 高性能住宅のススメ
高性能住宅とは?どんな住宅を指す?基準や定義をわかりやすく解説します
高性能住宅について詳しく知りたいとお考えでしょうか?高性能住宅は、文字どおり各種性能が高い住宅のことで、さまざまなメリットがあることから、とても関心が高まっていますよね。
しかし、実際に高性能住宅とはどんな住宅のことか、どんな特徴があるのかなど、よく分からない方もいらっしゃると思います。そこで今回は、高性能住宅とはどんな住宅か、主な基準や定義を含めて詳しくご紹介します。これから新築やリフォームをご予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
高性能住宅とは?
はじめに、高性能住宅とはどんなものか、詳しく見ていきましょう。
高性能住宅の定義
高性能住宅に、決まった定義があるわけではありません。しかし、一般的に高性能住宅と呼ぶ場合は、以下のような5つの性能の高さが求められます。
- 断熱性
- 気密性
- 耐久性
- 耐震性
- 省エネ性
それぞれの性能については、次の章で詳しくご紹介します。
高性能住宅に求められる5つの性能
ここでは、高性能住宅に求められる5つの性能をそれぞれ見ていきます。
断熱性
高性能住宅に求められる性能の一つに、断熱性が挙げられます。断熱性が高いことで、屋内が外気温の影響を受けにくく、1年中快適に過ごせるのが特徴です。また、冷暖房効果が高く省エネにもつながります。
アオイノハコの住宅は、高気密・高断熱設計によりエネルギー消費を抑え、省エネ性能の向上を図っています。冷暖房機器の効きを良くし、無駄なエネルギーをつかいません。さらに、第1種換気システムによる熱交換を通じて、換気や湿度調整、室内の空気質など、快適な住環境を維持するための要素を満たすご提案を行っています。 |
気密性
高性能住宅には、気密性が高いことも必要です。気密性が高い家は、家のすき間が少なく、遮音性が高く、屋外の騒音をシャットアウトできるため、屋内で静かに過ごせます。また、屋内の音が屋外に漏れにくいため、プライバシーを確保できる点もメリットです。なお、断熱性が高いことは、気密性の高さと密接に関わっています。
アオイノハコの住宅は、G2レベルを確保できる高気密・高断熱な建築を目指し、住まいの温度を安定させることでエネルギー効率を高めています。さらに、SWパネルの採用により、特に外部の騒音も軽減します。これにより、省エネ性能評価BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)で5つ星を獲得し、冬は暖かく夏は涼しい“魔法瓶”のような構造でエネルギーを無駄にしない設計となっています。 |
耐久性
高性能住宅は、安全に長期間暮らせるよう、耐久性の高さも求められます。耐久性の高い素材を使用し頑丈な広報にすることで、長期間劣化しづらく手入れの手間もかかりません。なお、最近では、木造住宅でも使用する素材や工法によって、50~60年程度の耐久性が期待できるケースもあります。
アオイノハコでは、独自の厳格な基準とチェック体制を整え、安心してご納得いただける検査結果をご報告しています。さらに、長期間にわたり良好な状態を保つため、メンテナンスのしやすさも考慮したご提案を行っています。 |
耐震性
日本は地震大国なこともあり、高性能住宅には耐震性の高さが求められます。特に、南海トラフ巨大地震の確率が高まっている今、屋内で安心して過ごすためにも必要不可欠です。高性能住宅の耐震性は、耐震等級2(災害時に避難所として活できる建物と同等の耐震性)以上の基準をクリアしていることが求められます。
アオイノハコでは、耐震等級3を基準とし、さらにSW制振パネルを併用することで、地震や台風などの自然災害に対する耐久性を高め、建物の安定性を確保しています。いつ発生するかわからない大震災に備え、防災拠点である「消防署」や「警察署」と同等の耐震等級3を実現しています。さらに、木造建築では最高水準の「壁倍率5倍」のパネルを採用し、繰り返し襲う余震からご家族と大切な財産を守ります。 |
省エネ性
省エネ性に優れていることも、高性能住宅に求められます。地球の環境保護に向けて、SDGsやカーボンニュートラルへの関心が高まっているからです。また、地球資源の枯渇を防ぐためにも、省エネ性に優れた住宅が望ましいのは言うまでもありません。
アオイノハコは、高気密高断熱設計で省エネ性能を高め、太陽光発電などでエネルギーを創り、年間の一次エネルギー消費を「ゼロ」にするZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)を目指しています。ZEHは、国が2030年までに目指す、これからの時代のスタンダードな住宅です。家計と地球にやさしい新しい住宅でいつまでも快適な暮らしをしていただけます。 |
高性能住宅のメリット・デメリット
ここでは、高性能住宅のメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
高性能住宅のメリット
まずは、高性能住宅の主なメリットを詳しく見ていきましょう。
快適に暮らせる
高性能住宅の大きなメリットとして、屋内で快適に暮らせることが挙げられます。高性能住宅は、外気温の影響を受けにくく、夏は涼しく冬は暖かいのが特徴です。また、屋内の寒暖差が少ないため、体調を崩しにくく、健康に暮らすことができます。
さらに、静音性にも優れているため、騒音を気にせず、静かに暮らすことができて快適です。特に、小さな子どもや高齢者がいる家庭には、高性能住宅で暮らすメリットが大きいといえるでしょう。
光熱費を削減できる
高性能住宅は、光熱費を削減できるのも大きなメリットです。高性能住宅は断熱性や気密性が高く、冷暖房効率がアップするため、エネルギー消費量が少なくなります。特に、古い日本家屋からのリフォームでは、目に見えて違ってきます。さらに、長く暮らすほどに大きな効果を実感できることでしょう。
ヒートショックを予防できる
高性能住宅に暮らすことで、ヒートショックを予防できるのもメリットといえます。ヒートショックとは、寒暖差が大きな場所を行き来することにより、血圧が急激に変化して脳や心臓に大きなダメージを与えることです。
ヒートショックは、特に冬場の入浴時に起こりやすいことが特徴で、最悪の場合命を落とすことになりかねません。その点、断熱性が高く、外気温に左右されにくい高性能住宅なら、ヒートショックのリスクが低く、安心して暮らすことができます。
災害に強い
災害に強いのも、高性能住宅の大きなメリットです。高性能住宅は、耐震性に優れているため、大きめの地震が来た際の倒壊リスクが低くなります。特に、南海トラフ大巨大地震の警戒区域にお住まいの場合は、耐震性に優れている家に住むことが必要不可欠といえます。大切な家族と生き抜くためにも、高性能住宅の新築やリフォームがおすすめです。
建築時に補助金を受けられることが多い
高性能住宅は、建築時に国や自治体から補助金を受けられることが多いのもメリットです。たとえば、国土交通省・経済産業省・環境省が共同で管轄している「住宅省エネ2024キャンペーン」などです。また、地方自治体が独自に補助金制度を設置していることもあるため、確認していただくとよいでしょう。
なお、補助金を受けるには、登録済みの住宅会社と契約すること、申請期間内に所定の書類や資料を添えて申請することなど、いくつかの決まりがあります。また、人気の高い補助金制度は早期に予算がいっぱいになって申請期限前に終了となることがあるため、注意が必要です。
高性能住宅のデメリット
メリットが多い高性能住宅ですが、以下のようなデメリットもあります。
初期費用が高くなる
高性能住宅のデメリットとして、初期費用が高くなることが挙げられます。高性能住宅には、従来よりも気密性や断熱性の高い素材を使用するからです。そのため、初期費用を抑えて家づくりをしたい方には、デメリットになります。
ただし、高性能住宅は初期費用が高くても、毎月の光熱費を削減できます。また、高性能住宅は、メンテナンスの手間がかかりにくいこともあり、長い目で見ればコストパフォーマンスに優れているといえるのです。
まとめ
今回は、今話題の高性能住宅の基準や定義について詳しくご紹介しました。高性能住宅は、その名前のとおり、快適で安全な暮らしに必要な性能が高い住宅のことです。
なお、高性能住宅本来のメリットを十分に受けるには、高い技術力と丁寧な施行が必要不可欠といえます。高性能住宅の新築やリフォームは、信頼できる住宅会社に相談して進めると間違いがありません。
アオイノハコが手掛ける注文住宅は、すべて高性能住宅の各基準をクリアしています。独自の厳しい基準とチェック体制を設け、お客様に安心・納得していたただける検査結果をご報告しています。是非、アオイノハコにお任せください。