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2026.1.21
カテゴリ: アオイマガジン
【施工事例で紹介】「小上がり」のある暮らし|実用性の高い役立つ工夫

リビングやダイニング、キッチンいわゆるLDKの間取りに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?近年人気を集めているのがリビングに「小上がり」のある間取りです。
今回は、実際の施工事例写真をもとに、暮らしに役立つ小上がりの工夫を紹介します。「おしゃれ」だけで終わらない、実用性の高い小上がりの考え方をぜひ参考にしてください。
施工事例① 階段下を活かした小上がり畳スペース
こちらの施工事例では、階段下の空間を無駄なく活用し、小上がりの畳スペースを設けています。デッドスペースになりがちな階段下ですが、あえて小上がりと組み合わせることで、リビングの一部として自然に溶け込む空間になりました。
段差は座りやすい高さに設定し、腰を下ろしてくつろげる場所としても活躍。お昼寝スペースとしても居心地の良い空間です。延床面積を増やさずに居場所を作ることができます。
また、こちらの小上がりには畳の下に収納を作製しました。引き出しではないので開ける手間はかかりますが、収納量は多く、引き出しよりも安価に製作できることが特徴です。

施工事例② 小上がり下の引き出し収納でリビングすっきり
こちらも階段下に小上がりを設置した例ですが、収納種類が異なります。小上がりの段差部分には、大容量の引き出し収納を設置しています。
お子様のおもちゃや季節物、来客用の座布団など、リビング周りの物をまとめて収納できるため、生活感を抑えやすくなります。
施工事例①よりも施工費は高くなりますが、引き出しにすることで、使いたいものがサッと取り出せるので便利です。
名古屋市内や都市部の住宅では収納計画が暮らしやすさを左右することも多く、「見せない収納」を確保できる小上がりは非常に相性の良い間取りです。
また、自社にて鉄骨階段図面を書き、鉄工所にて製作しております。設計の際、頭が当たる場合があるので、階段の角を丸くするよう配慮しております。

施工事例③ 小上がり×スタディスペースの組み合わせ
こちらの事例では、小上がりの一角に造作カウンターを設けたスタディスペースを組み合わせています。半個室空間でお子様の宿題スペースとしてはもちろん、在宅ワークやお昼寝にも使える多目的な空間です。
製作家具を採用することで、新たにイスや棚の買い足しなどもない、省スペースなスタディスペースをご提案いたしました。
造作カウンターは、スタディスペースとLDK空間を間仕切るではなく両側から使える本棚となっています。製作だからこそ叶う効率の良い使い勝手となりました。
段差があることで視線が自然に切り替わり、リビングにいながらも集中しやすい環境が生まれています。共働き世帯の多いエリアでは、こうしたほどよく区切られた場所が特に人気です。

施工事例④ 中庭とのつながりを生む小上がり
キッチン前に和風の小上がりを製作。やわらかな畳と壁の質感と、そこに温かみのあるペンダント照明を組み合わせることで、昼と夜で表情が変わる、居心地の良い居場所が生まれました。
小上がりの先には、中庭へとつながる大きな開口部を設け、室内にいながら、外の緑や光を感じられることで、小上がりスペースがより開放的な印象になります。
内と外がゆるやかにつながることで、畳の間にいながらも自然を身近に感じられる、落ち着きのある小上がりとなりました。



施工事例⑤ 小上がりがつくる家族の距離感
小上がりは壁で仕切らないため、家族の気配を感じながら過ごせるのが大きな魅力です。キッチンやダイニングからも目が届きやすく、子育て世代のご家庭にとって安心感のある間取りになります。
畳のやわらかさもあり、ゴロンと横になれる場所があるだけで、日常の過ごし方が大きく変わります。
造作棚には本を置いたり、子どもたちのおもちゃを置くことができ、生活の変化に合わせて置くものを変えることができます。
スタイリッシュな空間ではありますが、グレーの灰桜色の和紙畳を採用することで、自然とインテリアになじみます。


施工事例⑥ 畳のあるリビング
こちらの施工事例はあえて小上がりにしなかった畳スペースです。
コンパクトな空間構成だった為、広々とした使い勝手を優先し、段差を設けないご提案です。省スペースでも畳があることで、寝転んだり落ち着きのある空間を作りだすことができます。
施工事例⑦ フローリング小上がり
日当たりのいいLDK空間をご希望されたお家のご紹介です。二階に配置したリビングは南に設けられたハイサイドライトと大きな窓から、明るい光が差し込む空間です。
その南に面した特等席にひなたぼっこスペースが欲しいというご要望でした。日が当たる為、あえて畳ではなくフローリングを採用しました。観葉植物を置くスペースとしても役立っています。


小上がりを成功させるための設計ポイント
実際の施工事例から見えてくる、小上がりづくりで大切なポイントがあります。
- 段差の高さは使う人に合わせて慎重に決める
- 収納をどこまで確保するかを事前に明確にする
- 将来、使い方が変わっても対応できる柔軟な設計にしておく
これらを押さえることで、「つくってよかった」と感じられる小上がりになります。
まとめ|家づくりに小上がりという選択
今回ご紹介した施工事例のように、小上がりはくつろぎ・収納・作業スペースを一体で叶える、非常に実用的な間取りです。
住まいづくりにおいて、限られた空間を有効に使いながら、暮らしの質を高めたい方には特におすすめです。
注文住宅だからこそできる工夫として、ぜひ「小上がりのある暮らし」を検討してみてください。


