2025.11.29
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注文住宅は何から始める?注文住宅の基本・種類・予算・ローンの考え方

こちらの記事は「注文住宅の基礎知識」開設動画の文字起こし記事となっております。ぜひ本編動画もあわせてご覧ください。
「注文住宅を建てたいけれど、何から始めればいいかわからない……」 という方に向けて、注文住宅づくりの一連の流れをご紹介します。
注文住宅を検討し始めると、理想が膨らむ一方で、どこから手を付ければ良いのか迷うことも多いのではないでしょうか。記事と動画をあわせてご覧いただくことで、より具体的にイメージしていただけます。ぜひこちらもご参照ください。
▼本編動画はこちら
はじめに

皆様こんにちは。アオイノハコ代表の横山です。本日は、注文住宅を建てたいけれど何から始めたらいいのか分からない、そんなあなたに注文住宅の流れをご紹介します。少し長くなるので、動画を2回に分けて解説していきます。
今回の内容は、家を建てる意味とは何か、注文住宅とは何か、注文住宅に関するお金の話について説明していきます。ぜひ最後までご覧ください。
家を建てる意味とは

まず始めに、家を建てる意味とは何でしょうか。家を建てることは単に住まいを手に入れること以上の意味を持ちます。家は家族や個人にとって安心と安定を象徴する場所であり、人生の大切な時間を共有し、思い出を刻むための空間となります。そのため、暮らしの価値観、ライフプランを元に検討することが重要になります。
また、家を建てる際には数千万円の予算が必要になります。そのため、長期の住宅ローンを組むなど、入念な資金計画が必要になります。さらに家を建てた後の光熱費、メンテナンス費用、固定資産税などのランニングコストも数十年単位で計算する必要があります。
家づくりは人生設計の一部。人生の長いスパンで考え、ローン返済計画や生活コスト、将来の家族の変化やライフスタイルの変容を見越した住まいを作り上げることが、満足できる家づくりにつながります。まずはライフプランを入念に練るところから始めましょう。
住宅の種類の基本

家づくりを考える際によく耳にする「注文住宅」とは、そもそもどのような家を指すのでしょうか。まずは注文住宅、規格住宅、建売住宅の費用感と期間の比較をします。ただし、これは建てる家の大きさによって大きく異なるため、あくまでも目安としてお考えください。
注文住宅
注文住宅とは、お客様の要望に合わせて一から設計するオーダーメイドの住宅です。デザインや間取り、素材を自由に決められますが、コストと時間がかかる傾向があります。費用感は、フルオーダーの場合は 3,000 万円から 5,000 万円以上が一般的で、仕様や素材にこだわるとさらに高額になります。
セミオーダー住宅
次にセミオーダーは、あらかじめ用意された基本的な設計プランや仕様ベースに、部分的にカスタマイズを加える形式の住宅で、費用感としては 2,500 万円から 4,000 万円程度かなと思います。完成までの期間としては、設計打ち合わせの時間がかかるため、8ヶ月から1年程度が必要になります。
規格住宅
次に規格住宅を説明します。規格住宅はハウスメーカーや工務店が用意した間取りやデザインの選択肢から組み合わせて建てる住宅になります。費用感としては、規格住宅はカスタマイズの範囲が限られているので 2,000 万円から 3,500 万円程度が目安になります。建築期間は基本プランがあるので短い期間で完成します。概ね 4ヶ月から6ヶ月ほどで完成するのが一般的です。
建売住宅
最後に建売住宅を説明します。建売住宅とは、土地と完成済みの家がセットで販売される住宅で、実物を確認した後に購入していくものになります。費用感としては建売住宅の場合、土地と建物がセットになりますので 4,000 万円以上というのが名古屋市だと多いかなと思います。
建築費用としては比較的安価ですが、地域によって価格が大きく異なるのが特徴です。建築期間としては建売住宅はすでに完成しているので、購入後すぐに入居が可能になります。時間がかからないのが大きなメリットです。
住宅を建てる時の資金確保の流れ

次に、住宅を建てる場合、数千万円単位での費用が必要になります。そこで気になるのが、住宅を建てる時の資金はどのように用意して支払っていくのか。
まず注文住宅にかかる費用の種類を説明します。注文住宅を建てる際の費用としては、大きく分けて土地購入と新築工事(建物の工事)に分けられます。新築工事費には付帯工事費や諸経費が含まれていないこともあるので、確認が必要になります。
新築工事の内訳
次に新築工事の内訳としては、本体工事費・付帯工事費・諸経費となります。本体工事費は建物の基礎、外壁、設備などにかかる費用になり、割合としては工事費全体の7割を占めます。
付帯工事の内訳
次に付帯工事ですが、付帯工事というのは庭や外構、屋外の給水工事などの費用になります。こちらは工事費全体の約2割。最後に諸費用ですが、ローンの手数料や工事以外にかかる費用で、全体の約1割程度を見ておけばいいかなと思います。
注文住宅の建築費用の支払い回数とスケジュール

続いて、注文住宅の建築費用の支払い回数とスケジュールについてご説明します。注文住宅の支払いは一般的に 3回から4回に分けて行われます。以下が代表的な支払いスケジュールです。
1回目:工事請負契約時に約10%。
工事契約を締結する際に、工事費の一部を着金としてお支払いいただきます。
2回目:着工時に約30%。
工事が始まったタイミングで総額の約30%を支払うケースが多いです。
3回目:上棟時に約30%。
建物の骨組みが完成した上棟のタイミングで支払う中間金です。
4回目:残金の精算
最後は引き渡し時に残金のご精算をしていただきます。工事が完了し、引き渡しを受ける時点で残りの工事費をお支払いいただきます。これですべての費用が完了します。
住宅ローン取得の流れ

多くの方が住宅を建てる時に住宅ローンを組んで資金を確保します。住宅ローンを利用するためには事前審査と本審査に通る必要があります。また、つなぎ融資を利用することも一般的です。
事前審査
事前審査は年収や勤続年数などを元に融資が可能かどうか簡易的に判断される審査になります。この段階では建築会社や間取りが仮決定でも問題ありません。間取り図面や見積もり書を提出して事前審査を受けます。
本審査
本審査は、建築会社との契約を締結し、詳細な設計プランや建築確認申請が確定した後に行われます。事前審査に通過していても、ご自身の転職や借入状況の変化があると本審査に通らないこともあるので注意が必要です。
つなぎ融資
続いて、つなぎ融資ですが、注文住宅では工事中に複数回の支払いが発生しますが、住宅ローンは完成後にしか融資されません。そのため、工事中の資金を補うために、つなぎ融資を利用することが一般的です。つなぎ融資は住宅ローンの前借りのようなもので、工事費用の支払いに使われ、最終的に住宅ローンに統合されます。
その他のローンについて
さらに住宅ローンには、固定金利型、変動金利型、フラット35などがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分のライフプランに合ったものを選ぶことが大切です。
アオイノハコでは、多くの金融機関からお客様に最適な住宅ローンを選ぶお手伝いをしております。金融機関とのやり取りもサポートしながら、問題なく融資を受けられるよう対応しております。こちらもお気軽にご相談ください。
最後に

次回は、引き続き「初めての注文住宅 パート2」についてお話させていただきます。内容としましては、
- 注文住宅はどこに依頼すればいいか
- 注文住宅を建てるまでの流れのポイント
- 注文住宅で失敗しないためのポイント
の3点になります。
私たちは住む人の暮らしを常にイメージしています。ご縁をいただき手がけた建物は、お引き渡し後こそが本当のお付き合いの始まりだと考えております。ご家族のライフステージに合わせたリフォームやメンテナンス、また近隣環境の変化に伴う工事など、手がけさせていただいた住宅のお客様とは世代を超えてお付き合いさせていただいております。
やはり、長く大切な住まいは実際に見学することをおすすめしていますので、ぜひお気軽にモデルハウス見学にお越しください。見学会は定期的に行っておりますので、皆様にお会いできることを楽しみにしております。