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2025.12.31
カテゴリ: YouTube動画紹介
注文住宅はどこに依頼するの?注文住宅を建てるまでの流れとポイントは?

皆さまこんにちは。アオイノハコ代表の横山です。
本日は、「注文住宅を建てたいけれど、何から始めたらいいのかわからない」そんな方に向けて、「注文住宅の流れ パート2」をご紹介します。
前回は、
- 家を建てる意味
- 注文住宅とは何か
- 注文住宅に関するお金の話
についてお話ししました。
今回は、
- 注文住宅はどこに依頼するのか
- 注文住宅を建てるまでの流れとポイント
- 注文住宅で失敗しないためのポイント
この3つについて解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
▼本編動画はこちら
▼前回の動画はこちら
注文住宅の主な依頼先と特徴
注文住宅を建てる場合、依頼する建築業者の選定は非常に重要です。主な4つの依頼先について、それぞれの特徴をご紹介します。
①ハウスメーカー

全国展開している大手の量産型・設計施工会社です。豊富な施工実績と安定した品質管理が強みで、定型プランから選択できます。短期間での施工やアフターメンテナンスの充実が魅力ですが、プランの自由度が低い場合が多いのが特徴です。
②ビルダー

地域密着型の、比較的小規模な設計施工会社です。ハウスメーカーに比べて柔軟な対応ができ、地域の特性や気候に合わせた設計が可能です。規模が小さい分、アフターサービスや保証内容の確認が重要になります。
③工務店

施工をメインに行う建築業者です。現場力が高く、職人の技術が家づくりに大きく反映されます。オーダーメイドでの現場対応が可能な一方、設計を別の設計士に依頼するケースも多いため、デザイン面でのイメージのズレがないか確認が必要です。
④設計事務所

建築家やデザイナーが所属し、デザイン性を重視した家づくりを提案します。自由度が高く個性的な住宅を求める方に向いていますが、施工は別の施工会社に依頼するため、予算調整に時間がかかる場合があります。
アオイノハコについて

私たちアオイノハコは、ビルダーに分類される設計・施工会社です。土地の個性や地域の気候を活かし、素材を大切にした、暮らしに寄り添う住まいをご提案しています。
注文住宅を建てるまでの流れ(全9ステップ)
ここからは、注文住宅を建てるまでの流れとポイントを解説します。
①ライフプランと予算の検討

まずは、自分や家族のライフスタイル、将来の生活設計、必要な機能や空間を整理します。この段階では、家の規模、間取り、部屋数、デザインの好みなど、大まかな希望を洗い出します。難しく考える必要はありません。
次に、建築家や設計士との打ち合わせを行います。この段階で、ご自分の希望を伝えるとともに、同時にファイナンシャル・プランナーによる診断をお勧めしております。
アオイノハコでは、ファイナンシャルプランナーが施主様に最適な住宅ローンの借り入れ金額をご提案をいたしますので、安心してお任せください。
②家づくりの希望条件整理

次に、予算が決まったら、理想の住まいを具体的にイメージし、整理します。家族やパートナーと話し合い、現住居の不便さやこだわりをリスト化すると、意見が伝えやすくなります。
アオイノハコでは要望書にご記入いただき、それを基に基本的なゾーニングを進める形を取っています。前述の打ち合わせの内容を元に、さらに詳細な部分(たとえば、キッチンやバスルームの位置、収納スペースの配置)を決定します。
さらに、家に使う建材や内装、外装の仕様を選びます。ショールームを見学し、予算の大きな部分を占める住設(キッチン・お風呂・トイレ等)の仮決定し、予算に反映させます。そしてさらに、壁の色、床材、窓のデザイン、屋根の素材など、細部に至るまで決定します。
注文住宅は規格住宅と違い、途中何度も予算確認とイメージ共有を打ち合わせを重ねて決めていきますので、理想のお家をご予算内で建てることが可能になります。アオイノハコは、ご家族の「好き!」をお話下されば、ご要望を汲み取りますので大丈夫です。
③建築会社選び

基本的な要望が固まったら、建築会社を選びます。(この時点では決定しません)満足のいく注文住宅を実現するには、自分に合ったハウスメーカーや建築会社を選ぶことが大切です。モデルハウスや建設現場の見学を通じて、施工の質や仕上がりを確認すると、希望に合った会社が見つけやすくなります。
④土地探し

土地探しは、建築会社を数社に絞ってから行うのがおすすめです。建築会社は信頼できる不動産会社を紹介してくれることが多く、建築費や諸費用を考慮した予算計画を立てやすくなります。
⑤住宅ローンの事前審査

土地購入希望地の目処が立ったら、土地探しとゾーニングを行いながら、同時に住宅ローンの仮審査に進みます。好条件の土地が出てきた時に、金融機関からの事前審査に通っていないと土地購入の申し込みができない為、迅速な対応が求められます。
⑥プラン・見積もり・補助金の確認

ハウスメーカーや工務店、建築会社の候補を数社に絞り込んだら、プランと見積もりを依頼します。提示されたプランが自分の希望にどれだけ反映されているかを確認し、見積もりも含めて総合的に検討します。これを踏まえて、最終的に建築を依頼するハウスメーカーや工務店を決定します。
また、補助金も重要です。
昨今では、注文住宅に関する様々な補助金があります。これらの知識にも精通していて、相談に乗ってくれる業者を選ぶようにしましょう。アオイノハコでは、ほとんどのお施主様がご利用されています。
そして、この段階では断るのもありです。
見積もり依頼の段階は、まだ比較検討の段階です。そのため、この段階で断ることは施主の自由です。工事請負契約の締結をしたあとは変更ができないので、ここで慎重に判断しておきましょう。
⑦工事請負契約の締結

建築会社が正式に決定したら、工事請負契約を締結します。この契約は、注文者が建物の工事を依頼し、建築会社がその工事を請け負うことを約束するものです。アオイノハコでは、担当者レベルで契約を急かしたりすることはありません。納得いただいたプランとお見積提示をした後に工事請負契約を進めさせていただきます。
⑧着工・工事期間

請負契約と金融機関の本審査が通過すれば、いよいよ工事が開始されます。建築中は、定期的に現場定例会を行います。作業の邪魔にならないタイミングで進捗状況を確認します。
イメージとの相違や工事中に気になる箇所を見つけた場合は、直ちに伝える事が重要です。あとから伝えると修正が大変で、費用が上乗せになる場合があります。遠慮せずに伝えて下さい。なお、家は引き渡しが完了するまでは建てている施工会社に所有権があります。
⑨竣工・引き渡し

住宅が完成した後、引き渡し前に施主が建物や設備の不具合を確認する立会いが行われます。すべての確認と補修が完了した段階で、正式に引き渡しが行われます。引き渡しの前にかならず立会いが行われます。この時に気になる点があれば、このタイミングで必ず補修を依頼しましょう。
その他の注文住宅で失敗しないために重要なポイント

それでは最後に、その他の注文住宅で失敗しないために重要なポイントを解説します。注文住宅は、自分の理想を形にできる魅力的な選択肢ですが、計画段階や施工の過程での失敗は、後々大きな後悔につながることもあります。3つご紹介します。
入居希望日から逆算してスケジュールを組む
1つ目は、入居希望日から逆算してスケジュールを組むです。注文住宅は、計画から完成までに1年以上かかることもあります。
特に土地探しから始める場合は、さらに数カ月が必要です。 そのため、入居時期が近づいて慌てることがないよう、早めにスケジュールを組み、入居希望日から逆算して余裕を持った計画を立てることが重要です。"
本契約前には念入りに確認
2つ目は、本契約前には念入りに確認しましょう。本契約の締結は非常に重要なステップです。契約後は基本的に変更ができません。 契約前にもう一度すべてのプランを見直しましょう。また、他の会社のプランと再度比較することも重要です。一社に依存せず比較することで、見えてくる問題もあります。
追加費用・工期延長について
3つ目は、追加費用・工期延長に注意です。注文住宅では、工事の延長や追加費用が発生することもあるため、事前に想定外の事態に備えて対処方法を確認しておくことが重要です。
工期が延びた際の保証や、追加工事に伴う融資手続きの進め方などを把握しておくことで、トラブルが発生しても冷静に対応できるよう準備を整えておくことが大切です。"
まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は「初めての家づくりパート2」としてお話ししました。注文住宅は自由度の高い選択肢ですが、多くの決断と計画が必要になります。
アオイノハコでは、ヒアリングからライフプラン、設計・施工まで一貫してサポートしています。名古屋市周辺に密着した設計施工会社として、お引き渡し後も長くお付き合いさせていただいております。
まずはお気軽にご相談ください。モデルハウス見学会も定期的に開催しています。それでは、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。


