注文住宅で受けられる補助金の取得サポートについて

補助金を使えば、家づくりの費用を少しでも抑えられる可能性があります。でも実際は、調べるのも申請もけっこう大変。そこでアオイノハコでは、そうした手続きをしっかりサポートしています。必要な書類をご用意いただければ、あとは私たちにおまかせください。「どんな補助金があるの?」といったご相談からでも大丈夫です。お気軽に聞いてくださいね。

  1. 注文住宅の補助金とは
  2. 注文住宅で補助金を利用するメリットとデメリット
  3. 注文住宅の補助金取得の流れ
  4. アオイノハコで取得可能な主な補助金
  5. 注文住宅の補助金に関するよくある質問

注文住宅の補助金とは

注文住宅の補助金制度は、家づくりをがんばる方を応援するためのもので、一定の条件を満たせば建築費用の一部を補助してもらえる仕組みです。とくに、省エネ性が高い住宅や、環境への配慮がある住まいを建てる場合に利用されることが多く、うまく活用できれば予算にかなり余裕が出ることもあります。まずは、この補助金制度がどういうものか、基本だけでも押さえておきましょう。

住宅建築関連の補助金

申請って難しそう…?いいえ、大丈夫です

「補助金」と聞くと、申請が大変そう…と思う方も多いかもしれませんが、実はご安心を。ほとんどのケースでは、ハウスメーカーや工務店などの“建築会社”が代わりに手続きをしてくれるんです。お施主様ご本人が、書類を集めて役所に申請するような面倒なことはほとんどありません。必要なのは、施工会社との連携と、いくつかの書類を揃えることくらいです。

たとえば、2024年度に実施された「子育てエコホーム支援補助金」という制度では、申請や補助金の受け取りをできるのは、あらかじめ登録された“エコホーム支援事業者”だけ。つまり、制度を使いたい方は、その登録業者と一緒に家を建てる必要があります。実際の申請作業は建築会社が行い、お施主様はそのサポートをする形になるので、気負わずに相談してみてくださいね。

「国の補助金・助成金」「自治体の補助金・助成金」「減税制度」ついて

注文住宅を建てるとき、「少しでも費用を抑えたい」と思うのは当然のことですよね。実は、補助金以外にも知っておくとお得な制度がいくつかあります。具体的には「国の補助金・助成金」「自治体の補助金・助成金」「減税制度」の3つ。アオイノハコでは、これらすべての取得についてサポートしています。それぞれの違いや特徴について、かんたんにご紹介します。

国の補助金・助成金

まず「国の補助金・助成金」は、主に省エネ住宅の普及や地域経済の活性化を目的とした支援制度です。たとえば、「子育てグリーン住宅支援(2025年度予定)」や「子育てエコホーム支援(2024年度)」、さらには「ZEH化等支援事業補助金」などがあり、一定の基準を満たした住宅を建てる場合、建築費用の一部が補助されます。申請は建築会社を通じて行うのが一般的なので、まずは対応している会社を選ぶことが第一歩です。

自治体の補助金・助成金

つぎに「自治体の補助金・助成金」は、各地域で設けられている独自の制度です。子育て支援や空き家の利活用、地域移住を促すものなど、内容はさまざま。自治体によって条件も金額も異なりますが、うまく活用できれば国の補助金と併用できるケースもあるため、要チェックです。どこに住むかを決める前に、自治体の補助制度を調べてみるのもおすすめです。

減税制度

そしてもう一つ、「減税制度」も大きなメリットのひとつです。住宅ローン控除をはじめ、不動産取得税や登録免許税、固定資産税の軽減など、税金面での優遇措置がいろいろ用意されています。特に、省エネ性能の高い住宅や長期優良住宅では控除額が増えるケースもあるため、事前にしっかり確認しておきたいところです。申請の際には確定申告が必要なこともありますが、アオイノハコでは竣工後初年度の確定申告サポートも行っていますので、「よくわからなくて不安…」という方もご安心ください。

補助金を取得するときの注意点

補助金をうまく活用するためには、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。条件や手続きの流れをきちんと理解しておけば、スムーズに進められますので、ぜひチェックしてみてください。

①併用できない場合がある

いくつかの補助金制度は、同時に使えない場合があります。特に、同じ国の予算を使っている補助金は併用できないことが多いです。条件に当てはまる制度が複数あると「全部使えたらいいのに」と思ってしまいますが、実際にはどれかひとつに絞らないといけないことも。ただ、自治体独自の制度や、国の予算を使っていない制度なら併用できることもあるので、そのあたりはしっかり確認しておくと安心です。

②すべてのメーカーが申請できるわけではない

実は補助金は「どこの建築会社でも申請できる」というわけではないんです。制度ごとに登録された「事業者」だけが申請できる仕組みになっていて、たとえば「エコホーム支援事業者」や「地域型住宅グリーン化事業」の登録業者じゃないと対象外になってしまいます。補助金を使いたいなら、依頼先がその制度に対応しているかどうか、事前に確認しておくのがおすすめです。ちなみにアオイノハコは、主要な補助金制度にすべて対応済みなのでご安心ください。

③初期費用は全額自己負担になることが多い

補助金というと「工事代金の一部が最初から割引になる」と思われがちですが、実際には「完成後に支給される」のが一般的です。そのため、建築中の費用は一時的に自分でまかなう必要があります。ただ、アオイノハコではこの点にも配慮していて、補助金分の金額をいったん弊社が立て替えることで、お客様に余分なご負担がかからないようにしています。

④補助金の種類は年度ごとに異なる

補助金は毎年内容が見直されるため、「去年あった制度が今年はない」といったこともあります。また、予算が上限に達すると早めに受付終了することも多いので、早めの行動がとても大切です。アオイノハコでは、毎年の最新情報をきちんとチェックしながらご提案していますので、「気づいたら申請できなかった…」なんてことは起こりません。気になる方は、早めにご相談くださいね。


注文住宅で補助金を利用するメリットとデメリット

注文住宅を建てるときに、条件が合えば補助金を活用できることがあります。ここでは、補助金を利用することで得られるメリットと、気をつけておきたいポイントについて、わかりやすくご紹介します。

メリット:返さなくていいお金で、家づくりに余裕が生まれる

補助金を利用するメリット
補助金の一番の魅力は、返済の必要がないということ。建築費の一部を国や自治体が支援してくれるので、その分予算にゆとりができて、より良い設備やデザインにこだわることができるようになります。さらに、長期優良住宅やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)など、省エネ性能の高い住宅を建てる場合には、より手厚い補助が受けられることもあります。税金の優遇がある点も、見逃せないポイントです。

デメリット:条件を満たすために初期費用が増えることも

補助金を利用するデメリット
一方で、補助金を受けるためには、ある程度の性能基準や工事内容をクリアする必要があります。そのために、最初の費用が少し高くなるケースも。ただし、それによって家の断熱性能や耐久性が上がれば、光熱費が安くなったり、メンテナンス費用を抑えられたりと、長い目で見ると大きなメリットになります。アオイノハコの住宅は、もともと補助金の基準を標準仕様で満たしているので、最初から補助金を前提にした資金計画が立てられるのも安心材料のひとつです。

新築注文住宅関連の補助金取得の流れ

注文住宅を建てる際、条件を満たせば補助金を受け取れる制度があります。とはいえ、申請や手続きはちょっと複雑。でもご安心ください。アオイノハコでは、最初のプランづくりから申請完了まで、補助金取得をしっかりサポートしています。今回は「子育てエコホーム支援事業(2024年度)」を例に、補助金取得の流れを簡単にご紹介します

1.ゾーニング・ボリューム検討(この際に補助金について説明)

2.概算資金計画を作成、施主様にご納得いただいたら設計契約締結

3.詳細プラン策定、見積提出、工事請負契約の締結、確認申請の提出

4.共同事業者実地規約の締結

5.対象工事の着工

6.アオイノハコが交付申請を行う

7.申請が受理され、補助金が交付される(もらえることが確定する)

8.住宅の完成・引き渡し

9.アオイノハコが完了報告を行う

10.交付額確定、施主様の口座に振込

補助金の申請等の手続きの流れ(図解)

補助金の申請等の手続きの流れ
プラン検討

1. プラン検討(この際に補助金について説明)

まずは、お客様のご要望をもとに、どんな間取り・大きさの家にするかといった“ざっくりプラン”を一緒に考えていきます。このタイミングで「今使える補助金はどんなものがあるのか?」「どれくらいの金額が見込めるのか?」など、最新情報をわかりやすくご説明します。

工事請負契約の締結

2. 工事請負契約の締結

プランと補助金の情報をもとに、全体の資金計画を立てます。無理のない住宅ローンの金額も一緒に考えます。ご納得いただければ、設計契約を締結。この段階で、補助金を前提にした家づくりが本格スタートします。

共同事業者実地規約の締結

3. 共同事業者実地規約の締結

補助金を使うには、施主様とアオイノハコの間で「共同で補助事業を進めていきますよ」という書類(共同事業実施規約)を交わす必要があります。内容は難しくありませんが、補助金を正しく受け取るための大事なステップです。

対象工事の着工

4. 対象工事の着工

補助金の対象となる工事がいよいよスタートします。「根切り工事」や「基礎杭の打ち込み」など、基礎部分の工事から着工とみなされます。

アオイノハコが補助金管理事務局に交付申請を行う

5.アオイノハコが交付申請を行う

ある程度工事が進んだら、アオイノハコが補助金の交付申請を代行します。制度によっては「交付予約」という枠取りも可能ですので、受付終了前にしっかり申請できるようスピーディーに対応しています。

申請の受理・交付決定

6.申請の受理・交付決定

アオイノハコが申請した内容が無事に受理されると、事務局から「交付決定」の通知が届きます。これで正式に「補助金を受け取れますよ」という確約が出た状態になります。ここまで来れば、ひと安心です。

住宅の完成・引き渡し

7. 住宅の完成・引き渡し

工事がすべて完了したら、いよいよ待ちに待ったお引き渡しのタイミングです。完成したお家を実際にご覧いただきながら、設備や仕様の最終確認を行います。新しい住まいでの暮らしがスタートします!

完了報告

8. 完了報告

お引き渡しが終わったあと、アオイノハコが工事の「完了報告」を行います。これは、補助金の交付に必要な最終的な書類を提出する大事なステップです。

交付額確定、施主様の口座に振込

9. 交付額確定、施主様の口座に振込

完了報告が受理され、交付金額が正式に確定したら、いよいよ補助金が施主様の口座へ振り込まれます。これで、補助金の手続きはすべて完了です。


アオイノハコで取得可能な主な補助金(2024年〜2025年度)

1.子育てグリーン住宅支援(2025年度)

2.子育てエコホーム支援事業(2024年度)

3.ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス補助事業

4.LCCM住宅整備推進事業

子育てグリーン住宅支援

子育てグリーン住宅支援の詳細

「子育てグリーン住宅支援事業」は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅などの省エネ性能の高い新築・リフォームを支援する制度です。

補助金の種類 国の補助金
支援対象 新築住宅の建築・購入の場合は、申請時、以下のいずれかの条件に該当する世帯
・全世帯:すべての世帯(条件は特に無し)
・子育て世帯:18歳未満の子どもを持つ子育て世帯
・若者夫婦世帯:夫婦のどちらかが39歳以下
補助金額 【新築】GX志向型住宅(全世帯が対象):1住戸につき最大160万円
【新築】長期優良住宅(子育て・若者世帯が対象):1住戸につき最大100万円
【新築】ZEH水準住宅(子育て・若者世帯が対象):1住戸につき最大60万円
申し込み期限 2024年11月22〜2025年12月末まで(上限予算に達した時点で募集締め切り)
出典元公式サイト https://kosodate-green.mlit.go.jp/

子育てエコホーム支援事業

子育てエコホーム支援事業の詳細

子育てエコホーム支援事業は、2024(令和6)年度に実施された補助金制度で、新築住宅の建築・購入を検討している子育て世帯や若者夫婦世帯、または特定のリフォームを行う世帯を対象としています。

補助金の種類 国の補助金
支援対象 新築住宅の建築・購入の場合は、申請時、以下のいずれかの条件に該当する世帯
・子育て世帯:2005年4月2日以降に出生した子がいる
・若者夫婦世帯:申請時において夫婦でどちらかが1983年4月2日以降に生まれた
補助金額 【新築】長期優良住宅:1住戸につき最大100万円
【新築】ZEH水準住宅:1住戸につき最大80万円
申し込み期限 2024年4月2日~2024年12月31日まで(上限予算に達した時点で募集締め切り)
出典元公式サイト https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp/

戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業補助金

戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業補助金のページ

戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業補助金は、年間のエネルギー消費量がゼロを目指す住宅(ZEH)や、さらに省エネと自家消費拡大を目指す住宅(ZEH+)の新築や購入が対象です。

補助金の種類 国の補助金
支援対象 世帯新築住宅を建築・購入する個人
補助金額 【ZEH・Nearly ZEH・ZEH Oriented】住宅:1住戸につき55万円
【ZEH+・Nearly ZEH+】住宅:1住戸につき100万円〜125万円
さらに、一部追加対象設備への補助あり
申し込み期限 2024年4月26日~2025月1月7日(上限予算に達した時点で募集締め切り)
出典元公式サイト https://zehweb.jp/house/

LCCM住宅整備推進事業

LCCM住宅整備推進事業の詳細

LCCM住宅整備推進事業補助金は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、住宅の脱炭素化を推進するため、先導的な脱炭素化住宅であるLCCM住宅の整備に対して補助を行う事業です。

補助金の種類 国の補助金
支援対象 戸建住宅の新築で、以下の条件に該当する住宅
・強化外皮基準(ZEH基準)に適合している
・再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量が25%削減されている
・ライフサイクルCO2評価において、排出量が0以下である
・CASBEE評価がB+ランク以上、または長期優良住宅として認定されている
補助金額 上限140万円(補助対象工事の掛かり増し費用の1/2以内)
申し込み期限 2025年1月20日まで(上限予算に達した時点で募集締め切り)
出典元公式サイト https://www.kkj.or.jp/sustainable/lccm/lccm-index_2024.html

注文住宅の補助金に関するよくある質問

注文住宅の補助金に関するよくある質問

補助金と助成金ってどう違うんですか?

簡単に言うと、「助成金」は条件さえ満たせば基本的に支給されるのに対して、「補助金」は審査があって、応募しても必ずもらえるとは限らないんです。補助金は予算枠が決まっていて、応募が多いと先着順や抽選、採択基準などで落ちることもあります。

補助金の申請が通らないこともありますか?

アオイノハコでは、これまで補助金の申請が通らなかったことは一度もありません。ただし、一般的には、必要書類に不備があったり、申請のタイミングが遅れてしまったり、条件に合っていなかったりすると、審査が通らないこともあるようです。だからこそ、信頼できる建築会社に相談するのが大切なんです。

複数の会社に頼んだ場合、誰が申請するんでしょうか?

例えば、設計はA社、施工はB社みたいに、分けて依頼する「分離発注」の場合ですね。この場合は、住宅瑕疵担保責任保険に入るときに「幹事会社」として登録される業者が申請を担当することになります。アオイノハコのように一括でサポートする会社に頼めば、そういった手間は気にしなくてOKです。

補助金を使うと、間取りやデザインに制限があるって本当?

はい、多少はあります。たとえば省エネ基準や設備仕様など、決まったルールに合わせる必要があるんですね。でもご安心ください。アオイノハコでは、補助金の条件を満たしながらも、お客様のご希望をしっかりカタチにする提案をしています。実際に「希望を削らなきゃいけなかった」というケースは、今まで一度もありません。


補助金を活用した注文住宅はアオイノハコにお任せください

アオイノハコでは、補助金を活用した注文住宅の建築をトータルでサポートしています。申請の手続きはちょっと複雑ですが、経験豊富なスタッフが設計から施工、完成後の報告までしっかりとお手伝いしますので、安心して何でもご相談くださいね。

施主様のご希望に合わせたプランをご提案しながら、利用できる補助金の条件をしっかり確認して、できるだけコストを抑えられるようにサポートします。補助金の仕組みや最新情報もわかりやすくお伝えし、最適な選択ができるようお手伝いしますので、補助金を使った注文住宅のご相談はどうぞお気軽にお声がけください。

補助金を活用した名古屋の注文住宅
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